砂糖より低カロリーだから多くの人に愛用される

言うまでもなく、オリゴ糖の方が砂糖よりも低カロリーなわけです。
だからこそ、多くの人から愛用されているわけですし、そうでなければ利用する意味もありませんから。
ただ、砂糖より低カロリーとは言っても、どれぐらいの違いがあるのでしょうか。

オリゴ糖の種類によっても違う

オリゴ糖にもいろんな種類があり、当然ですが種類によってカロリーの値も違ってくるのです。
例えば、オリゴ糖の中心的存在とも言えるフラクトオリゴ糖は、砂糖に比べるとカロリーは約半分ぐらいと言われています。
また、比較的甘みが強い大豆オリゴ糖は、砂糖の7割ぐらいのカロリーと言われており、逆に甘味が抑えられているイソマルトオリゴ糖は、砂糖の3割ぐらいのカロリーしかないのです。
また、砂糖の1割ぐらいのカロリーしかないオリゴ糖も存在するため、それらも考慮すればかなりカロリーは控えめになっていると言えます。

甘味が抑えられているのがデメリットとは限らない

もちろん、カロリーが抑えられているということは、それだけ甘味も抑えられているわけです。
ただ、一見するとそれはデメリットに思えますが、必ずしもそうとは限らないのです。
例えば、あまり甘すぎるのが好きではない人、砂糖の半分ぐらいの甘さがちょうどいいという人も多いわけです。
そのような人にとっては、むしろ砂糖よりもオリゴ糖の方が好都合だと言えるのです。
したがって、ダイエットや健康面云々を抜きにしても、砂糖よりもオリゴ糖の方を好む人は少なくないのです。

オリゴ糖とカロリーの関係性について

1グラムあたりのカロリー

砂糖の場合、1グラムあたりのカロリーはおおよそ4カロリーと言われています。
一方でオリゴ糖の倍、例えば大豆オリゴ糖は1グラムあたり3カロリー、フラクトオリゴ糖は1グラムあたり2カロリーぐらいとなっています。
そのため、もし同じ量の摂取した場合でも、オリゴ糖であれば3割から半分ぐらいにカロリーを抑えることができるのです。

なぜカロリーが低いのか

オリゴ糖がカロリーが低い理由は、甘味が抑えられているからです。
砂糖は非常に甘いことで有名ですが、オリゴ糖はそこまで甘さを感じないのです。
だからこそ、砂糖の半分程度のカロリーを実現させることができるわけです。

甘さが控えめなのは逆にメリットの場合

確かに、甘さが控えめになっていると、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、むしろ甘いが控えめの方が、好みだという人も少なくないと思います。
したがって、甘さが控えめなのは必ずしもデメリットとは言えず、むしろメリットの場合も多いのです。

キツい食事制限をしなくていい

カロリーが抑えられていることから、ダイエットをしている人なども、キツい食事制限をする必要はないのです。
無理に我慢してストレスを溜めるよりは、カロリー控えめのオリゴ糖を摂取するのがいいかもしれないのです。